グリーンスムージーの材料は緑の葉野菜と果物と水。意見するととてもシンプルなレシピですが、緑の葉野菜にも果物にも数多くの種類があり、どれを使えばよいか迷ってしまいますよね。
それに、グリーンスムージーを使ってダイエットしようと考えているのであれば甘い果物を使わない方がダイエット向きのグリーンスムージーを作ることができます。ただ、せっかく手作りのグリーンスムージーを作るのであれば美味しく飲みたいものです。
今回はグリーンスムージーでダイエットを考えている方向けにヘルシーなグリーンスムージーをさらにヘルシーに、なおかつ美味しく飲めるレシピを紹介したいと思います。
ダイエット向けのグリーンスムージーの材料選びのポイント
ダイエット向きのグリーンスムージーを作る際のレシピの材料選びのポイントは甘すぎないレシピにするということです。甘い=糖質が高いということになります。糖質は肥満ホルモンと呼ばれるインスリンを分泌し、脂肪の燃焼を抑えてしまいますのでダイエット向きのグリーンスムージーを作る際は糖質を抑えた材料を選ぶことが大切です。
具体的に甘さを抑えるということは果物選びに特に気を使う必要があります。糖質が低い果物の代表的なものがグレープフルーツや夏みかんなどの柑橘類です。桃やメロンなどは糖質がかなり高い果物ですので極力避けるようにしましょう。
柑橘類なので当然、甘さが少なくなる代わりに酸味が増し、味はかなりさっぱりした味になります。グリーンスムージーでダイエットを考えているのであれば甘いグリーンスムージーを卒業してさっぱりしたグリーンスムージーに移行しましょう。
ダイエット用グリーンスムージー作りにおすすめの果物
上で紹介した以外にも下記のフルーツにはビタミンCが多く含まれている上、低カロリーなのでダイエット向けです。
- キウイフルーツ
- りんご
- いちご
これらのフルーツを上手に活用して低カロリーのグリーンスムージーを作りましょう。
ダイエット用のグリーンスムージーのレシピ5選!
今回はダイエット向けのグリーンスムージーのレシピの中でもスーパーなどで手に入れやすい材料のレシピを5つ集めました。それぞれの材料の下準備に関しては下記リンクの記事をご覧ください。
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グリーンスムージーの材料の皮・種・ヘタは取るの?下準備まとめ
グリーンスムージーを作っていると「あれ、この種って入れても良いんだっけ?」なんてこと良くありますよね。材料の皮や種をどこまで入れるかはプロの中でも考え方によって変わってくるようですが、今回は私の意見も ...
トマトを丸ごと使ったグリーンスムージーのレシピ
まずはトマトを丸々4個使ったスムージーです。色が茶色になるのでグリーンスムージーっぽくはありません。トマトの質で味が決まるようなレシピなので美味しいトマトを選ぶのがポイントです。
材料
- ベビーリーフ1/2パック
- トマト4個
- レモン1/2個
- 水400cc
※出来上がりは1リットルを目安にしています。味はグリーンと果物の比率、とろみは水の量で調整できます。トマトのヘタは基本的にはそのまま使いますが、硬い場合はとっても構いません。レモンは皮をむき、種は苦味が出ますので取り除きます。
【追記】味はトマトジュースに近い味
このレシピには甘さのあるフルーツが使われていないため甘味はほとんどなく、トマトジュースに近い味になります。甘いグリーンスムージーを飲みなれている方には少し抵抗があるかもしれませんのでご注意ください。
ちんげん菜と夏みかんのグリーンスムージーのレシピ
甘みが少なく、酸味があるので酸っぱい味が好きな人にオススメのグリーンスムージーです。
材料
- ちんげん菜1/2パック
- 夏みかん4個
- 水400cc
※出来上がりは1リットルを目安にしています。味はグリーンと果物の比率、とろみは水の量で調整できます。夏みかんは皮をむき、種は苦味が出るので全て取り除きます。
パセリとグレープフルーツにパイナップルを加えたグリーンスムージーのレシピ
パセリのすっきりとした香りにグレープフルーツの酸味とパイナップルのほのかな甘さが絶妙にマッチしたグリーンスムージーです。多少癖がありますが、好きな人にはハマる味です。
材料
- パセリ1/2パック
- グレープフルーツ2個
- パイナップル1/4個
- 水200cc
グレープフルーツは皮をむき、種は苦味が出るので全て取り除きます。また、パイナップルはヘタと皮だけ取り除き、芯はそのまま使います。
【追記】水はもう少し少なめでも良い
パイナップルもグレープフルーツも水分量の多い材料ですので200mlの水を入れるとかなりトロトロになってしまいました。水は半分くらいの量からはじめ、様子を見ながら足していった方が良いでしょう。また、味はかなりさっぱりした味でパセリの癖もそこそこ残ります。
青唐辛子を使ったスパイシーなグリーンスムージーのレシピ
青唐辛子やココナッツといった一風変わった材料を使う上級者向きのレシピです。グリーンスムージーの味に慣れてきたら試してみてください。
材料
- パイナップル1/4個
- ホワイトグレープフルーツ2個
- 青とうがらし1/6本
- ドライココナッツ10g
- パクチー1枝
- 水200cc
パイナップルはヘタと皮を取り除き、芯はそのまま使います。青とうがらしは辛味があるため入れすぎないように気をつけましょう。ドライココナッツは水で戻して使い、パクチーは根を取って使います。
スイカ・トマト・バジルの赤いグリーンスムージーのレシピ
スイカにトマトとグリーンスムージーなのに真っ赤なスムージーが出来上がります。ほんのりバジルが香る大人の味です。
材料
- スイカ1/6
- トマト2個
- バジル1枝
スイカ自体に水分が多く含まれているため水は入れなくても大丈夫です。スイカは皮をむき、種はそのまま使います。
まろやかなデトックススムージー
緑の葉野菜が中心のグリーンスムージーです。甘さはほとんどありませんがすっきりしていて飲みやすいレシピです。
材料
- フェンネル(セロリでもOK)1個
- オレガノ2枝
- バジル2枝
- ケール(小松菜でもOK)2束
- きゅうり1/2本
- トマト1個
- アボカド1/2個
- ライム1絞り
材料の数が多く分量の調整が少し難易度の高いレシピです。水の量は各材料の量によって上下しますのでまずは150~200cc程度を入れ様子を見ながら足していきましょう。
【まとめ】甘くて美味しいグリーンスムージーでダイエットする方法
グリーンスムージーを使ったダイエットは他のダイエット方法とは違い、栄養を摂りながらダイエットできるので身体を壊すなど健康面においても安全な上、リバウンドのリスクもかなり低いのが特徴です。ただ、いくらグリーンスムージーといえど材料に甘いものをたくさん使っていてはダイエットになりません。
そして、今回はダイエット向けということで、すべてのレシピが甘さ控えめになっています。バナナやリンゴなどを使った甘いグリーンスムージーを飲みなれている方にとっては味に違和感があるかもしれません。
この違和感も続けているうちに慣れるため解消されてはきますが、どうしても甘いグリーンスムージーをが良いという方はバナナやリンゴを使ったレシピに戻しても良いと思います。ただ、リンゴやバナナを使ったグリーンスムージーでダイエットをするのであれば甘い果物を少なくするようにし、相対的にグリーンの量を増やすと良いでしょう。
また、最近では粉末のグリーンスムージーというものもありますが、この粉末のグリーンスムージーの中にはダイエットを目的とした商品もあります。ダイエット用の粉末のグリーンスムージーは実際ダイエットにはかなり有効です。
粉末のグリーンスムージーには天然で安全な糖「希少糖」を使うなどの工夫がされているため、甘くて美味しいにも関わらずカロリーや糖質を抑えることができます。グリーンスムージーでダイエットを考えているのであれば手作りよりは近道になるはずです。