平日の時間がない朝は朝食に粉末のグリーンスムージーを飲み、休日など時間のあるときに材料を買ってきて手作りのグリーンスムージーを飲んでいるのですが、作るときに使っていた機械がなんとハンドブレンダー!もともと家にあったものなのですが、名前に「ハンド」と付くだけあって小型なのでそこそこの量の材料を使うグリーンスムージー作りには不向きな機材でした。
初めはグリーンスムージーなんて続くのかな?と思うっていましたが、粉末のグリーンスムージーなどを使い、負担を減らすことにより意外と長続きしているので、今回は思い切ってミキサーを買うことにしました。
そして、いろいろ調べているうちにたどり着いたミキサーがコレ!パナソニックのファイバーミキサー「MX-X301」です。なんとグリーンスムージー専用ミキサーなのか?と言うくらいグリーンスムージー作りに適した設計になっています。後述しますが外箱にもグリーンスムージの絵が書いてあります。
今回は私が購入したパナソニックのファイバーミキサー「MX-X301」について使い方、注意点、使用感などをレビューしたいと思います。
パナソニックのミキサー「mx-x301」の外箱
こちらがパナソニックのミキサー「mx-x301」です。外箱には苺を使ったスムージーの絵と共に「食感まで楽しむスムージー」と書かれていて、まさにスムージーのためのスムージー専用ミキサーと言える外観になっています。
中身はこんな感じでミキサーの歯などの細かい部品はほとんどセットされた状態になっていて、素人でもすぐに組み立てられるようになっています。さっそく組み立ててみます。
これで完成です。組み立てるというほどの作業はなくコンテナを本体に乗っけるだけで完成でした。
パナソニックのファイバーミキサー「mx-X301」の使い方
念のため使用前に正しい使い方を確認しておきます。いきなり壊れたらたまったもんじゃありませんからね。笑
とはいえ下の説明で分かる通り、パナソニックのファイバーミキサーの使い方は超簡単!ほとんど直感通りの操作でOKです。
1.材料の下ごしらえ
まず、ミキサーに入れる材料はそれぞれの材料に合わせた大きさに切り分ける必要があります。
- 【柔らかい材料】2〜3センチに切り分けます。
- 【硬い材料】1センチほどの大きさに切り分けます。
- 【葉野菜】よく洗って2センチほどに切り分けます。
- 【種のある材料】桃や柿など硬い種のある材料の種は取り除く。小さいものであればそのまま入れても問題ありません。
2.コンテナに材料を入れる
パナソニックのファイバーミキサーに材料を入れる際は必ず柔らかい材料から先に入れます。硬い材料から先に入れると刃がスムーズに回転せず、運転が停止しやすくなります。氷を入れる場合は一番最後に入れます。
3.ふたを取り付けスイッチを入れる
スイッチを「高速」合わせると粉砕を開始します。運転中はミルサーコップふたを抑えておかないと隙間からこぼれることがあるようです。
4.スムージーバーでかき混ぜる
運転を一時停止し、チェイサーカップ(フタの上の小さいフタ)を外し、付属のスムージーバーで内容物を軽くかき混ぜます。
5.再度運転を開始する
ミルサーコップふたを抑えながら再度「高速」や「フラッシュ」で粉砕します。とろみをお好みに調整すれば完成です。
パナソニックのファイバーミキサーの3つの運転モード
mx-x301のスイッチには3つの運転モードが存在します。
- 【高速】材料に野菜や果物などを使用するときの運転モード。基本は高速モードしか使いません。
- 【低速】バナナなど柔らかい材料のみ使用するときの運転モード。
- 【フラッシュ】後入れなど再度軽く回したい時に使うモード。手を離すとスイッチが勝手に「切」に戻ります。
POINT!
実際にグリーンスムージーを作ってみた!
さっそくグリーンスムージーを作ってみたいと思います。今回作るのは定番のほうれんとバナナ、リンゴを使ったレシピです。癖が少なく飲みやすいので初心者の方やお子さんにもおすすめのグリーンスムージーです。
【人気】グリーンスムージー初心者でも簡単にできるおすすめのレシピと作り方
材料を入れて少し回した状態で写真を撮る予定でしたが、あっという間に材料が粉砕されて出来上がってしまいました…笑
さすがはグリーンスムージー専用設計(なのか?笑)といったところです。
ふたを開けて中を見てみるとほのかに材料の粒が残っていてかなりいい感じです。どれくらいとろみを出すかは水の量とミキサーを回転させる時間でお好みに調整できます。
完成したグリーンスムージーはをコップに移して完成です!
付属で付いてくる清掃用ブラシの持ち手側はゴムベラになっているのでコンテナの中に残ったスムージーを無駄なく掻き出せます!ただし、このゴムベラは少し硬いので綺麗に掻き出すことはできないかもしれません。f^_^;
使ってみた感想としては可愛らしい見た目とは裏腹にめっちゃパワフルです。パワフルなくせに振動も少なく静かなのでぼーっとしている間に調理が完了してしまいます。ミキサーもここまで進化していたのか!と思わず感心してしまったほどです。
パナソニックのファイバーミキサー「MX-X301」の注意点
MX-X301で調理できない禁止材料
一見万能に見えるMX-X301ミキサーですが、少しばかり禁止材料なるものがあります。調理の際に下記の材料を入れるとうまく調理できなかったり、故障の原因になりますので気をつけましょう。
- 市販の氷(家の2.5cm角はOK)
- 穀類(豆、米)
- 乾物類
- 冷凍された材料
- 固い種
- 氷砂糖・黒砂糖
- 骨、皮、頭(魚など)
他にも油分の出るナッツ類や肉や魚など筋の多いもの、熱い材料などの調理はできないようなのでご注意ください。
モーター保護装置による停止
mx-x301を何回か使用していて時々粉砕途中にモーターが止まってしまうことがありました。一瞬故障か!?と思いましたが、どうやら回転している刃に一定以上の負担が掛かると回転が止まる「モーター保護装置」が作動してしまっているようです。
説明書に解決方法が載っていましたのでご紹介します。
- スイッチを「切」にする
- 材料を半分に減らす(氷が引っかかっている場合は引っかかった氷を水で流す)
- スイッチを「高速」または「低速」に合わせる
以上の手順で復帰するようです。管理人の場合はリンゴを1/4とかなりの大きさで入れていたのが原因でした。その時は2回ほど止まりましたがいったん「切」にして再度「高速」に戻したら元気に動きはじめました。
パナソニックのファイバーミキサー「MX-X301」のメリットとデメリット
実際にパナソニックのミキサー「MX-X301」を使ってみて感じたメリットとデメリットを書き並べてみたいと思います!
MX-X301ミキサーのメリット
- パワフルで静か
- 使い方がアホみたいに簡単
- 1リットルの大容量
- 刃に触らなくても刃の清掃ができるから怪我の心配もなく安心
- スムージーバーやチェイサーカップなどスムージーを作る上では痒いところに手が届く仕様
- 氷も砕ける(かき氷も作れる)
- 値段もお手ごろ
MX-X301ミキサーのデメリット
- 以前使っていたハンドミキサーより大きいため場所をとる
- 材料が大きいままだとモーター保護装置が作動して運転が止まる
パナソニックのミキサーMX-X301のまとめ
管理人は今回このパナソニックのファイバーミキサー「MX-X301」を購入しましたが、特に指名買いに近い形で購入したわけではありません。当然、他のメーカーのミキサーと比較検討しました。ではなぜこのミキサーを選んだのか?理由は3つあります。
まず、大容量であること。グリーンスムージーは野菜や果物と水を粉砕して作る飲み物です。野菜や果物を液体にすると大した量ではありませんが、材料そのままの状態だと結構なカサがあります。そうなると1リットル以下の700mlや500mlのミキサーでは材料が入りきらない可能性が出てきます。
次に氷が砕けること。管理人は夏に少しだけ氷を入れた「ちょいフローズングリーンスムージー」を飲みたいという要望があります。そのためには氷の使用が完全に禁止されているミキサーは即刻却下対象になりました。
これらの条件を満たしていたミキサーがこの「MX-X301」だったのです。しかも、それに加えて付属のブラシがゴムベラになっていたり、かくはん用のスムージーバーが付いていたりとスムージー作りに便利な仕様が揃っている点も魅力的に感じました。
「MX-X701」「MX-X501」「MX-X501」の比較!どれがいいの?
パナソニックのファイバーミキサーには「MX-X701」「MX-X501」「MX-X501」の3種類が発売されています。値段が違いますが実はミキサー本体のスペックは全く同じです。何が違うのかというと「タンブラーミキサー」や「ミル」といった付属品が付いているかどうかです。
- 【MX-X701】本体+タンブラーミキサー+ミル
- 【MX-X501】本体+ミル
- 【MX-X301】本体
最上位モデルのMX-X701には「ミル」「タンブラーミキサー」の両方が付属しています。一つ下のMX-X501には「ミル」のみが付きます。一番下のモデルMX-X301は本体のみで付属品は付きません。管理人は上位モデルの付属品があっても使わなさそうだったので一番下のMX-X301を購入しました。
付属の「ミル」「タンブラーミキサー」とは?
上位モデルに付属する「ミル」や「タンブラーミキサー」とはミキサー本体に取り付けられる小型ミキサーのようなものです。ミルではマヨネーズやきな粉、ディップソースなどの調味料を作ることができます。
タンブラーミキサーも本体に取り付けて小型のミキサーとして使用する点では変わりませんが、タンブラーミキサーの場合はキャップを変えるとタンブラーとして持ち歩けるようになります。一人分のグリーンスムージーを作ってそのまま持ち歩けるのでボトルを持っていない方には良いかもしれません。
結局のところパナソニックのファイバーミキサーをいろいろな料理に使いたいのであれば一番上の「MX-X701」で良いと思います。スムージー作りにのみ使いたい方は「MX-X501」か「MX-X301」で事足りてしまうはずですので、ご自分の用途に合わせて選んでもらえればと思います。
以上、パナソニックのファイバーミキサーのレビューでした!( ´ ▽ ` )ノ