ダイエットといえば過度な食事制限や汗を流すほどの運動を行ってようやく結果が出るというように大変苦労するイメージがあると思います。そして、頑張ってダイエットをして成功しても栄養バランスの偏りによって体を壊してしまったり、リバウンドして元の体重以上になってしまったり、中には肌にハリがなくなったり吹き出物ができてしまうなど美容面に影響が出てしまう方もいます。
しかし、グリーンスムージーを使ったダイエットでは栄養バランスを偏らせることなくダイエットすることができるため、体を壊す心配もなく安全にダイエットすることができます。
現代の私たちの食生活は野菜が不足しがちですが、グリーンスムージーを使うことによって不足しがちな野菜の栄養素を手軽に補うことができ、むしろダイエット前よりも健康的な体になってしまう方もいるくらいです。
とは言ったものの、グリーンスムージーのダイエットといえども苦労がないわけではありません。まず、グリーンスムージーは腹持ちが良いと言われていますが、日頃私たちが口にしている炭水化物やタンパク質中心の食事と比べるとやはり劣ります。そもそも、スムージーになっている時点でかなり消化に良い状態なので消化までの時間は短くなります。
グリーンスムージーを使ったダイエットやり方(方法)
グリーンスムージーを使ったダイエットは1日1杯からでも十分に効果を実感することができます。グリーンスムージーダイエットのやり方はその人の生活リズムなどライフスタイルとどれくらいのスピードでダイエットを行いたいかで大きく変わってきます。
手軽に楽しくじっくり置き換えダイエットを行う方法(やり方)
まず、普段の食事にプラスでグリーンスムージーを飲んでも全くダイエットにはなりません。グリーンスムージーは飲み物ですが食事であるという位置付けを理解する必要があります。グリーンスムージーは低カロリーですが、材料の果物には糖質が含まれていますので飲みすぎれば当然肥満の原因にもなります。
初めてグリーンスムージーでダイエットを行う場合は朝食をグリーンスムージーに変える置き換えダイエットがおすすめです。グリーンスムージーは消化が良く、置き換えはじめはお腹が空くことがあるためお腹いっぱい飲んで問題ありません。少しずつ量を減らし、大きめのコップ1杯を習慣にするようにしましょう。
また、おやつの習慣のある方はおやつを突然やめてしまうのではなく、グリーンスムージーに置き換えるのも一つの手です。おやつをよりヘルシーなグリーンスムージーに変えることによりダイエットや健康へのモチベーションが向上し、時間とともに自然とおやつの習慣もなくなるようになります。
また、朝起きたらトイレに行かれると思いますが、人間は早朝から昼ごろまで老廃物を排出しやすい傾向があり、朝食をグリーンスムージー置き換えることによりその手助けを行うことができます。しっかりと老廃物を排出することはダイエットを行う上でも非常に大切なことです。
グリーンスムージークレンズ(断食)でハードにダイエットする方法(やり方)
できるだけ早く確実にダイエットしたい方はグリーンスムージークレンズ(断食)がおすすめです。断食というとハードルが高いイメージがありますが、飲まず食わずではなく食事を全てグリーンスムージーに置き換えるというものです。
グリーンスムージークレンズはダイエット目的でなくとも健康や美容のために行う人も多くおり、グリーンスムージーから人間が活動するために必要な栄養がしっかりと補給できるので"水ダイエット"など何かしらの栄養素が摂取できなくなる、もしくは栄養が偏るダイエットと比べると安全性の高いダイエット方法です。
グリーンスムージークレンズ(断食)を用いたグリーンスムージーダイエットのやり方は下記の通りです。
1.【準備】グリーンスムージーを作る
期間中にグリーンスムージーがなくならないようにたっぷりのグリーンスムージーを用意しましょう。グリーンスムージーのレシピは1種類だけでなく複数種類用意しておくと飽きにくい上、栄養も偏りにくくなります。
- グリーンスムージーダイエット前日の食事はおかゆやうどんなど消化に良い食べ物を食べるようにしましょう。
- 断食中に好転反応が出ることがありますので、仕事などの予定がない休日に行いましょう。
2.【開始】数時間おきにグリーンスムージーをゆっくりと飲む
グリーンスムージーを1〜2時間おきに噛むようにゆっくりと飲みます。下記に目安となる分量の例を載せておきます。あくまでも例ですので、ご自分に合った量に調整してください。
朝食 | 間食 | 昼食 | 間食 | 夕食 |
300ml | 150ml | 200ml | 150ml | 200ml |
- 野菜や果物はもともと体を冷やしやすいので常温で飲むようにしましょう。
- ダイエット期間中は少し寒くらいの気温がベストです。
- ゆっくり飲めば飲むほど後の空腹感が少なくなります。
- 空腹感が強い場合は量を足しても問題ありません。
- ダイエット(断食)期間中は普段よりも水を飲むようにしてください。(コーヒーや糖質の入った飲み物は避ける。)
3.【終了】頭と体がすっきりクリアに!
正しくグリーンスムージーダイエットができていれば頭と体がクリアになって全身が軽く感じられるはずです。グリーンスムージーダイエット終了の食事はおかゆやうどんなど消化に良い食事を選択しましょう。また、翌日の生活にもグリーンスムージーを取り入れるのがベストです。
- 16歳未満の方や妊娠中、病気の方、薬を処方されている方は実施しないようにしましょう。
グリーンスムージーによる好転反応
グリーンスムージーダイエットはどれくらいの期間行うの?
さて、今回は2種類のグリーンスムージーを用いたダイエット方法をご紹介しましたが、それぞれのダイエット方法はどれくらいの期間行えばよいのでしょうか?
手軽な置き換えダイエットの期間
グリーンスムージーダイエットを行う期間ははっきり言って人それぞれですが、朝食などの食事をグリーンスムージーに置き換えるダイエットは習慣にすればずっと行うことができます。ダイエットのために朝食を抜く方もいますが、朝食を抜くと健康的にも良くない上、日中に仕事の集中力が低下する原因にもなります。管理人はダイエットを行なっているわけではありませんが、毎朝の朝食はグリーンスムージーに置き換えています。
グリーンスムージークレンズ(断食)のダイエットの期間
グリーンスムージーを用いて断食を行うダイエット方法の期間は短いもので半日、長いもので1ヶ月など様々ですが、初めて行う場合には一般的な半日〜1日の期間で行うのがおすすめです。
グリーンスムージークレンズはグリーンスムージーによって栄養素は補われていますが、あまりにも長期間行うと体の負担になる場合があります。痩せたいからといって無理はしないようにしましょう。
グリーンスムージーダイエットはどれぐらいの期間で効果が出るの?
断食を伴いグリーンスムージー以外を口にしないグリーンスムージーダイエットは断食後〜数日で体重計の数値から効果を実感できるでしょう。グリーンスムージークレンズはデトックス効果にも大いに期待できるためむくみなどの解消効果にも期待でき、顔や足などのむくみを解消する効果にも期待できます。足のむくみをは靴を履いた時に特に実感できるはずです。
一方、朝食などを置き換えるグリーンスムージーダイエットは効果を時間がかかる分、効果を実感できるまでには時間がかかり、およそ数週間〜数ヶ月の期間を目安にしましょう。体重計の数値にもしばらくは変化がないこともありますが、焦らず様子を見ながらじっくり行いましょう。体に劇的な変化がない=体に負担が少ないというのが置き換え型のグリーンスムージーダイエットの最大のメリットです。
グリーンスムージーダイエットの効果が出るまでの期間は体質なども関係し、個人差がありますのであくまでも目安としてお考え下さい。
グリーンスムージーダイエットは粉末のグリーンスムージーでもできるの?
グリーンスムージーダイエットはグリーンスムージーから得られる高い栄養素と水やジュースにはない腹持ちの良さを利用した効果的なダイエット方法です。ダイエット期間中に体に必要な栄養素とある程度の満腹感が得られるのであれば粉末のグリーンスムージーでも問題ありません。むしろ、忙しい朝などに材料からグリーンスムージーを作ったり洗い物をする手間を考えれば粉末のグリーンスムージーの方がグリーンスムージー初心者の方でも負担なく継続することができます。
実は粉末のグリーンスムージーの中にはダイエットを目的とした粉末のグリーンスムージーもあり、通常のグリーンスムージーよりも腹持ちがよくなっています。ダイエットというのは今までの食生活を変化させることであり、変化させるには我慢はつきものです。ダイエットに失敗する方の多くは我慢ができずに挫折してしまいますが、ダイエット用のグリーンスムージーは空腹感が少ないため最低限の我慢で済みます。
また、グリーンスムージーダイエットはしっかりと栄養を摂りながらダイエットできるためリバウンド危険性が極めて少ないのがポイントです。これらの理由から粉末のグリーンスムージーを使ったダイエットは極めて成功しやすいダイエット方法といえます。
管理人は忙しい平日の朝は粉末のグリーンスムージーで済まし、比較的時間に余裕のある休日などは手作りでグリーンスムージーを作っています。このように手作りと粉末のグリーンスムージーを並行して利用すると自分の生活スタイルにうまくグリーンスムージーを溶け込ませることができます。
ダイエットに向けのグリーンスムージーのレシピ
グリーンスムージーでダイエットを行う際に気をつけたいのがレシピの材料選びです。ダイエットをするためには肥満ホルモンといわれるインスリンの分泌を促してしまう糖質を多く含む材料を避け、さっぱりした甘さのある材料を選ぶようにしましょう。トマトやキュウリ、パプリカなどの野菜はグリーンスムージー作りにおいては「フルーツ」という分類になり、これらの材料を使うと冷製野菜スープのようなグリーンスムージーになり、糖質を抑えることができます。
逆に桃や梨、メロン、マンゴーなどのフルーツは糖質が高めなので控えた方がよい材料です。甘さのあるフルーツでも夏みかんやゆず、レモンなどの柑橘類は糖質が少なめですのでダイエットを目的としたグリーンスムージーにも適しています。
コンビニのグリーンスムージーでダイエットできるの?
最近では各コンビニ業界もグリーンスムージーに力を入れており各チェーン店が様々な味のグリーンスムージーを販売しています。コンビニのグリーンスムージーは味も飲みやすい上、どこでも買えるため、飲み忘れの心配などがありませんが、実はダイエット向きのグリーンスムージーではありません。
コンビニで販売されているグリーンスムージーは初めてグリーンスムージーを飲む方でも飲みやすい味に整えるために果物の量を多めにしていたり、糖質の強い材料を使っていたり、中には加藤ブドウ糖液糖(ガムシロップのようなもの)を使っているメーカーもあります。
また、ダイエットは1日や2日で終了するものではなく、しばらく継続して行うものですが、コンビニのグリーンスムージーの価格はかなり高い値段で販売されているため、継続して飲むとそれなりの費用になってしまいます。
以上のことから、グリーンスムージーでダイエットを行うのであれば糖質の少ないヘルシーな材料を買ってきて自分で作るか、粉末のグリーンスムージーを利用するのがオススメです。