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グリーンスムージーの好転反応の期間・症状・対策方法まとめ

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稀に健康のためにグリーンスムージーを飲み始めたはずなのに逆に具合が悪くなったという方がいます。グリーンスムージーを飲み始めたばかりの頃は「好転反応」と呼ばれるものが発症し一時的に体調を崩してしまうものです。長年の食生活を突然変えたりすることによる新しい刺激に体が反応することで起こる症状で体のデトックスが進んでいる時などにも見られる症状です。

好転反応は名前は聞き慣れませんが意外にも私たちの身近なものでもあります。例えば足を組んで座った後に立ち上がると足がジンジンと痺れますがこれも血行が良くなったことによる好転反応の一つです。好転反応は体が反応している証であり改善の現れでもあります。

好転反応などの症状が起こるとグリーンスムージーを飲んで健康になるどころか具合が悪くなってしまったわけですからとても不安な気持ちになってしまいますよね。今回はグリーンスムージーの飲み始めに起こりやすい好転反応の期間や症状、対策方法をご紹介します。

グリーンスムージーの好転反応の期間はいつからいつまで?

グリーンスムージーによる好転反応はグリーンスムージーを始めたばかりの頃に起こる症状ですので、早ければ飲み始めた日から好転反応が出ることもあります。好転反応が発症する日は飲み始めに発症する方や2日目や3日目に発症する方など人によって様々です。

しかし、好転反応はグリーンスムージー飲みはじめのみに起こる一時的なものですので、飲み続けることにより改善されていきます。

回復には個人差がありますがほとんどの場合で4日程度、長くても3週間ほどで治ります。しばらく飲んでいても症状が改善せず長引いてしまう場合は好転反応ではない場合もありますので医師の診察を受けてください。

グリーンスムージーの好転反応の症状

グリーンスムージーの好転反応の症状には下記のようなものがあります。全ての症状が一気に現れるわけではありませんし、一つだけとも限らず複数の症状が段階的に発症することもあります。

  • 頭痛
  • 腹痛
  • 吐き気
  • 眠気
  • 倦怠感
  • 下痢
  • 便秘
  • 屁(おなら)
  • 肌荒れ
  • ニキビなどの吹き出物

肌荒れ・ニキビなどの吹き出物

グリーンスムージーを飲み始めたばかりの頃に肌がカサカサしたりかゆみが出る、ニキビなどの吹き出物が出るなどの症状がですこともありますが、これらもグリーンスムージーによる好転反応の一つですので基本的には継続して飲んでいるうち解消されてくる症状です。ニキビに関しては好転反応の肌荒れが原因となっている場合がありますので保湿など肌のケアを行うことによりニキビができるのを予防することができます。

グリーンスムージーはとても消化にもよく体に優しいものですが、どのような食品でも個々の体質や体調によって合わない場合があります。しばらく飲んでも症状が治まらない場合や症状が悪化する場合はアレルギーなどの可能性もありますので、一度グリーンスムージーをやめて食物アレルギーの可能性のある材料を見直したり医師などの専門家に相談してみましょう。

屁(おなら)

グリーンスムージーにはビタミンや食物繊維、酵素などが豊富に含まれており日頃から野菜や果物を摂取していなかった方にとっては腸内環境を180度ガラッと変えることになります。当然、今まで以上に腸の活動が活発になり、その結果便秘や下痢などといった症状として便に現れたり、ガスが生成され屁(おなら)となって現れることもあります。これらの症状も好転反応の一つですのでグリーンスムージーを続けることにより徐々に体が適応していきます。

稀にしばらく飲んでいても屁(おなら)だけが治まらない場合がありますが、その場合は材料に問題がある可能性があります。グリーンスムージーの基本的な材料はグリーンの葉野菜と果物と水で作り、芋、豆などデンプンの多いものは避けます。材料に芋や豆などを使用すると腸内でガスができやすくなり屁(おなら)が出やすくなります。ご自分のグリーンスムージーの材料に芋や豆などが含まれていないか材料を確認してみましょう。また、芋や豆以外の野菜の中でも茎の部分にはデンプンを多く含んでいる野菜もありますので注意が必要です。代表的なものでいうとブロッコリーです。ブロッコリーの茎はデンプン質を多く含んでいるため屁(おなら)が出やすい方は切り落として使用すると良いでしょう。

好転反応の症状がひどい時の対処方法

好転反応は基本的には一時的な症状であり、飲み続けていれば数日ほどで症状は治まってきます。症状が現れたばかりの頃はびっくりされると思いますが、いきなりグリーンスムージーをやめてしまうのではなく、1日の量を減らすなど様子を見ながら飲み続けることをおすすめします。しかし、症状が酷く日常生活に支障をきたす場合は一旦グリーンスムージーを止め、横になったり昼寝を行うなど体を休めるなどして様子をみましょう。

また、飲み続ける際は下記のポイントにも注意しましょう。

材料の保存状態など質に問題がないか?

グリーンスムージーに使用する材料は新鮮なグリーンな野菜は果物です。果物は熟している方が甘みが増しマイルドな味に仕上がります。しかし、完熟を通り越して腐っている場合は別です。グリーンスムージーは生の野菜や果物を使っているため日持ちせず雑菌などには弱い食品です。

腐った材料で作ったグリーンスムージーはたとえ冷蔵庫に入れていても一気に細菌が繁殖し、毒の塊へと様変わりします。グリーンスムージーに使う材料は必ず新鮮な野菜と果物で作りましょう。

いつも同じ材料のレシピを使っていないか確認

グリーンの野菜の多くには微弱の毒素であるアルカロイドが含まれています。アルカロイドは日頃の食卓に野菜があるように少なからず摂取してしまうものであり、通常の量では問題ありません。しかし、同じ材料のレシピに偏るとこのアルカロイドを蓄積させてしまう恐れがあります。

また、同じ材料のレシピにすることにより摂取できる栄養素にも偏りが生まれますので、レシピのレパートリーを増やし日替わりで多くの種類を使うようにしましょう。

【人気】グリーンスムージー初心者でも簡単にできるおすすめのレシピと作り方

キンキンに冷やさず常温で飲む

夏などの暑い日はグリーンスムージーをキンキンに冷やして飲みたくなりますが、冷蔵庫などでキンキンに冷やした飲み物は胃や腸などの内臓に負担をかけ消化機能を低下させます。多少冷やした方が喉ごしもよく飲みやすくなりますが当サイトでは基本的に常温で飲むことをおすすめしています。

いつ飲む?グリーンスムージーの正しい飲み方

胃腸が弱い人は繊維をこす

胃腸が弱い人や持病を持っている方など食物繊維が負担になってしまう方はグリーンスムージーを濾し、繊維を取り除いてから飲むと胃や腸の負担を軽減させることができます。

ひとそれぞれ体質や体調は異なります。似たような症状でも蓋を開けてみると違うこともありますので、全ての情報を鵜呑みにせず自分の体の変化やサインに気づけるようにし適切な対処を心がけましょう。

グリーンスムージーの好転反応のまとめ

グリーンスムージーを美味しく楽しく続けようと思っていた人にとって好転反応はとても辛いですよね。しかし、好転反応のほとんどは数日で治りますのでほんの少し我慢して乗り越えましょう。好転反応を乗り越えた先に健康・綺麗などあなたが求めた自分がいるはずです。

ただし、決して無理はしないでください。強い症状の好転反応がある際はグリーンスムージーを飲む量を調整したり飲むのをお休みするなどして様子を見るようにしましょう。

グリーンスムージーの基本は美味しく・楽しく・長く続けるの3つです!せっかく体に良いことをしていても長続きしなければ全く意味のないものになってしまいます。長続きさせるためのコツは習慣にすることです。そのためにはどんなに面倒でも毎日飲むことが重要です。

好転反応でだるい以外にも毎日グリーンスムージーを飲んでいればどうしても作るのが面倒な時が必ず来ます。そんな時はグリーンスムージーをお休みするのではなく簡易的なものを利用するのがオススメです。

長年グリーンスムージーを続けている私の場合はどうしても作るのが面倒な時のために家に粉末のグリーンスムージーを備えてあります。粉末のグリーンスムージーであれば「今日はミキサーを洗いたくない!」「マジで時間がない」という日でも数十秒でグリーンスムージーを作ることができます。

1日も空けずにグリーンスムージーを習慣にしたいという方は粉末のグリーンスムージーを常備しておくと習慣にしやすくなります。

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