グリーンスムージーはグリーンの葉野菜と果物、水の3つの材料から作られるシンプルな飲み物です。自分の好きな果物や野菜を使って自分好みのレシピにできるのもグリーンスムージーの醍醐味です。しかし、グリーンの葉野菜には微弱な毒素「アルカロイド」が含まれており、毒素の蓄積を防ぐためにもグリーンの野菜は適度に変える必要があります。また、レシピをアレンジすることにより栄養の偏りをなくなる上、様々な味を楽しむこともできます。
グリーンスムージーは飲み方やレシピにほとんど制限がなく自分の好きなようにアレンジすることができます。ただし、全くルールがないわけでありませんので何でもかんでもミキサーにかけることはできません。今回はグリーンスムージーに使える野菜と果物の選びが方のポイントとオススメの材料をご紹介します。
グリーンスムージーの材料にオススメのグリーンの葉野菜
グリーンスムージーのレシピでグリーンの野菜を選ぶ際は以下のポイントに注意して材料を選びましょう。
グリーン選びのポイント
- 材料に選ぶグリーンの葉野菜は1レシピにつき基本1種類
- 同じ種類の葉野菜でも緑の濃いものを選ぶ
- 芋や豆などでんぷん質の多い材料は屁の原因になるため控える
グリーンスムージーの材料にオススメの野菜の例
- 明日葉
- 大葉
- おかひじき
- かぶの葉
- キャベツ(※)
- 空芯菜
- クレソン
- ケール
- 小松菜
- 春菊
- 生姜(ショウガ)
- せり
- セロリ
- ターサイ
- タンポポの葉
- ちんげん菜
- 菜の花
- 人参の葉
- パクチー
- バジル
- パセリ
- 万能ネギ
- ピーマン
- フダンソウ
- ブロッコリー(※)
- ほうれん草
- 水菜
- みつば
- ミント
- モロヘイヤ
- ルッコラ
- レタス類
※レシピに使えますがでんぷん質の多い野菜です。
グリーンスムージーのレシピに使える果物(フルーツ)
グリーンスムージーに使う果物(フルーツ)を選ぶ際は下記の点に注意して選んでください。
果物選びのポイント
- 季節のフルーツを使う
- フルーツの種類は増やし過ぎずあくまでもシンプルなレシピを目指す
- みかんなどの柑橘類は種に苦味があるので取り除く
- バナナやみかんなど皮の厚いフルーツは取り除く
- できる限り熟した果物を選ぶことによって消化にもよく甘みも増す
- 基本種ごとミキサーにかけるがマンゴーや桃など固い種や大きい種は取り除く
- 冷凍やドライフルーツも使える
グリーンスムージーの材料にオススメの果物の例
- 苺
- アボカド
- イチジク
- オレンジ
- 柿
- キウイ
- きゅうり
- グレープフルーツ
- ざくろ
- スイカ(※)
- すだち
- すもも
- デーツ
- デコポン
- トマト
- ドライココナッツ
- 梨
- 夏みかん
- ネーブル
- ネクタリン
- パイナップル
- パッションフルーツ
- バナナ
- パパイヤ
- パプリカ
- ぶどう
- ブルーベリー
- マンゴー
- みかん
- トマト(ミニトマト)(※)
- メロン
- 桃
- ゆず
- 洋梨
- ライム
- ベリー類
- りんご
- レモン
※スイカやトマトは水分量が多いため水の量を少な目にする。
季節にあった旬の野菜や果物を使ったレシピがおすすめ
グリーンスムージーは一年通して楽しめる飲み物です。季節の変化に合わせて材料やレシピを変えることは栄養の偏りや味に変化をつけられるだけでなくグリーンスムージーを通して季節の変化そのものを楽しむことに繋がります。
冬のグリーンスムージーにゆずを入れれば冬の味覚を感じることができますし、生姜を入れれば寒い日でも体がポカポカになります。逆に夏の暑い日にはウリ科の野菜や南国のフルーツを使うことにより体を冷やす効果に期待でき熱中症対策にも期待できます。
グリーンスムージーの材料は冷凍できるの?
グリーンスムージーの材料のほとんどは冷凍で保存でき、必要な時に必要な量を取り出してグリーンスムージー作りに使うことができます。冷凍させた素材は年単位の長期保管でなければほとんどの栄養素はそのままの状態で残っています。
ただし、材料を買ってきてそのまま冷凍してしまうとミキサーのコンテナに入らなかったり、ミキサーのパワーによっては砕けなくなってしまう場合がありますので、材料を冷凍する際は必ず適当な大きさにカットしてから冷凍してください。
作ったグリーンスムージーが青臭い時に美味しく作るコツ
「グリーンスムージーを作ってみたものの青臭くて飲めない…」このような場合はレシピのグリーンの量が多すぎる可能性があります。初めてグリーンスムージー作る際はグリーンの量はほんの少しから挑戦してみるのも良いでしょう。グリーンスムージーは美味しく楽しく飲むことが大切です。グリーンスムージーの味に慣れるのに合わせて少しづつグリーンの量を増やしていくと良いでしょう。
グリーンの量が多くないにも関わらず青臭くなってしまっている場合は材料の果物がしっかりと熟していないことが考えられます。果物はしっかりと熟れたものを利用した方が甘みも増し消化にもよくなります。また、小松菜やほうれん草、ちんげん菜などクセの少ない野菜を使うと飲みやすい味に仕上げることができます。
グリーンスムージーの味がピリピリと辛いときの対処方法
グリーンスムージーに使用する材料の小松菜や水菜などアブラナ科の野菜は季節などによってはピリピリと辛い味になることがあります。その場合、辛さの原因は茎の部分にあるため茎を切り落とし葉の部分のみを使うことによって辛さを抑えることができます。
人気のグリーンスムージーにおすすめの材料まとめ
グリーンスムージー作りはほとんど手間もない上、ちょっとした材料選びで季節を感じれたりと誰でも簡単に楽しめる飲み物です。グリーンスムージー作りに細かいルールや決まりごとはありません。今回この記事で紹介した材料以外にも材料は無限にあります。自分だけのオリジナルの1杯を求め様々な材料に挑戦してみるのもグリーンスムージー作りの楽しみの一つかもしれません。
ただ、どうしても自分で作ったグリーンスムージーに青臭さを感じたり満足できず挫折しそうな時は無理して1から作る必要はありません。グリーンスムージーを毎日作っている人は作ることから楽しめる人です。それ以外の方は飲むとこから楽しめば良いのです。
最近では粉末タイプのグリーンスムージーが非常に人気で材料を選んだり、切ったりミキサーを洗ったりという手間もなく簡単にしかもおいしくグリーンスムージーを作ることができます。
グリーンスムージーを作るのが大変だなと感じる方はせっかく続けてきたグリーンスムージーを止めてしまうのではなく粉末タイプに切り替えてみるのも一つの手です。